honArchive 使用手引
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はじめに
特徴
機能
画面構成
操作手順
制限事項
ご意見
変更履歴
プライバシーポリシー

はじめに

honArchive(図書記録保管庫)は、自分の読書記録あるいは、これから読もうと思っている書籍を記録しておく保管庫です。
蔵書目録としても使用できます。

省労力で、図書を管理することができます。
国立国会図書館サーチを使用することにより最小限の入力で、書誌情報を取得して保管することができます。
保管した書誌情報を基に登録した図書を図書館と同じように分類体系に沿って表示することができます。
書影を登録できるので視覚的に登録図書を見つけることができます。

閲覧モードと編集モードが区分されているため不用意に登録情報の改変を防止することができます。

特徴

図書の管理
自分の読書記録があると、今後の読書計画が立てやすくなります。
本を買うときあるいは、図書館から借りるとき、その本が既読か未読かが分かっていると重複して購入する必要がなくなります。
図書の登録が簡単
honArchiveは、国立国会図書館サーチを使用して、図書の登録が容易にできるようになっています。
最低、書名の一部分のみの入力で図書の登録が可能です。
国立国会図書館サーチは、蔵書の分類情報(書誌情報)が付属しており、その詳細情報も同時に保存します。
手入力での図書登録
国立国会図書館サーチで検索出来ない図書は、手入力により図書を登録することができます。
図書の分類
図書分類表に従って、登録図書を分類表示できます。
登録図書の図書分類表に従った統計情報を表示することにより、自分の読書傾向を知ることができます。
分類表は、日本十進分類表9を使用します。
書影の登録
本の表紙画像を登録することができるので、その画像から本を思い出すこともできます。
本棚
本棚機能により、すぐに参照したい図書だけを表示することができます。
作業机
図書情報の編集等は、作業机に図書を移動してからでなくては実施できません。
図書の閲覧モードと編集モードを分けることにより意図しない情報の変更を防ぐことができます。
安全性
データは、リレーショナルデータベースシステム(RDB)で保存しています。
データの整合性が保持されます。
閲覧モードと編集モードが分離しているため、不用意なデータ改変が防止されます。
データプロバイダ
国立国会図書館サーチは、様々な機関のデジタル情報を検索することができます。
検索したメタデータのプロバイダが登録時あるいは図書閲覧時に表示されます。
データプロバイダの詳細は以下を参照ください。
⇒”検索対象データベース一覧

2019年3月12日に、日本図書館協会から日本十進分類表9(ndc9)が一般公開されました。
それ以前は、ライブラリは有料であり個人開発者が利用することが困難な状態でした。

機能

画面構成

それぞれの画面は、左右にに分割されています。
左側の領域で、登録図書を選択して、その図書情報を右側の領域に表示します。

それぞれの画面の詳細については、各画面のヘルプを参照してください。

”図書一覧”、”分類表示”、”作業机”、”本棚”、”検索”の各画面で選択した図書は同期されます。
”分類表示”で選択した図書は、画面を“図書一覧”に変更したときも同じ図書が選択表示されます。

概念図
メイン画面

ファイル

途中で、データベースファイルの場所を変更する場合は、データベースファイル(*.hondb)を新しいフォルダにコピーし、
[既存データベースファイルを開く]メニューで、そのファイルを選択します。

【注意】データベースファイルは、初期起動時には、”ドキュメント”に設定されています。
不測の事態に備えて、データベースファイルは定期的にバックアップすることを推奨します。

新規データベースファイルの作成

新規にデータベースファイルを作成します。
ネットワークドライブ(NAS(network-attached storage))にも作成できます。

既存データベースファイルを開く

既存のデータベースファイルを開きます。

登録

国立国会図書館サーチを利用して図書を登録します。
新規に登録した図書は、自動的に作業机に配置されます。

手入力

国立国会図書館サーチで図書データが取得できない場合に手作業で入力します。

図書一覧

登録図書一覧を表示します。
表示リストは書名等でソートして表示できます。

分類表示

登録図書を日本十進分類9に従って分類表示します。
分類項目を選択すると、その項目と下位項目に分類される図書リストが表示されます。

作業机

登録した図書情報を変更する場合、作業机に対象図書を移動する必要があります。
図書情報の変更は、作業机以外ではできません。
こうすることにより閲覧モードと編集モードを完全に分離してます。

作業机に配置した図書は、honArchive終了時にリセットされます。
修正する場合は、再度作業机に移動してください。

本棚

すぐに取出したい図書を本棚に並べて表示できます。

統計表示

分類表に沿って登録図書数の棒グラフを表示します。
分類レベルを3段階まで設定できます。
レベル1=日本十進分類法における類目表 (第 1 次区分表)のレベル の分類項目
レベル2=日本十進分類法における綱目表 (第 2 次区分表)のレベル の分類項目
レベル3=日本十進分類法における要目表 (第 3 次区分表)のレベル の分類項目

検索

登録図書を検索します。
登録時に保存した書誌情報から検索条件に一致した図書を表示します。
複数単語のANDあるいはORオペレーターで検索条件が指定できます。

設定

ウインドウや登録図書の書誌情報を表示するフォントサイズ等を設定します。

操作手順

honArchiveを使用する手順について説明します。

最新版移行時の注意

バージョン5から、プラットフォームをUWPからWPFに変更しました。
UWPでは、プログラムが自由にファイルを作成することが制限されているために、データベースファイルを任意のディレクトリに作成できませんでした。
WPFでは、任意のディレクトリにデータベースファイルを作成できます。

バージョン4.x.x.xからバージョン5にアップデートした場合
データベースファイルのパスが引き継がれないので、
メニュー[ファイル]>[既存データベースファイルを開く]でデータベースファイルを指定してください。
データベースファイルをバージョン4のディレクトリから別のディレクトリに移動することを推奨します。

データベースファイルの設定

最初にhonArchiveを起動すると、データベースファイルは”ドキュメント”フォルダに(ファイル名:honArchive.hondb)作成されます。

不測の事態に備えて、データは定期的にバックアップすることをお勧めします。
途中で、データベースをローカル環境からネットワーク環境(NASなど)に移す場合は、データベースファイルをネットワークドライブにコピーして、
メニュー[ファイル]>[既存データベースファイルを開く]でコピーしたデータベースファイルを指定します。

図書登録

図書を国立国会図書館サーチを使用して検索登録します。
国立国会図書館サーチでカバーしていない場合は、手入力で登録します。
図書の登録方法

  1. 書名を入力します。
    書名の一部でも構いません。
    著者名や出版社を指定する場合はそれらを入力します。
    ボタンを押下します。
    Enterキーの押下でも検索開始します。
  2. 検索結果リストから登録する項目を選択してボタンを押下します。
    複数の項目を選択して登録することができます。

登録図書の閲覧

登録された図書は、一覧表示・分類表示等で表示できます。
図書の書影を登録できます。(⇒”表紙画像の登録方法”)

制限事項

ご意見

honArchiveに関する感想・要望等があればお聞かせください。