honArchive(図書記録保管庫)は、自分の読書記録あるいは、これから読もうと思っている書籍を記録しておく保管庫です。
蔵書目録としても使用できます。
省労力で、図書を管理することができます。
国立国会図書館サーチを使用することにより最小限の入力で、書誌情報を取得して保管することができます。
保管した書誌情報を基に登録した図書を図書館と同じように分類体系に沿って表示することができます。
書影を登録できるので視覚的に登録図書を見つけることができます。
閲覧モードと編集モードが区分されているため不用意に登録情報の改変を防止することができます。
2019年3月12日に、日本図書館協会から日本十進分類表9(ndc9)が一般公開されました。
それ以前は、ライブラリは有料であり個人開発者が利用することが困難な状態でした。
それぞれの画面は、左右にに分割されています。
左側の領域で、登録図書を選択して、その図書情報を右側の領域に表示します。
それぞれの画面の詳細については、各画面のヘルプを参照してください。
”図書一覧”、”分類表示”、”作業机”、”本棚”、”検索”の各画面で選択した図書は同期されます。
”分類表示”で選択した図書は、画面を“図書一覧”に変更したときも同じ図書が選択表示されます。
途中で、データベースファイルの場所を変更する場合は、データベースファイル(*.hondb)を新しいフォルダにコピーし、
[既存データベースファイルを開く]メニューで、そのファイルを選択します。
【注意】データベースファイルは、初期起動時には、”ドキュメント”に設定されています。
不測の事態に備えて、データベースファイルは定期的にバックアップすることを推奨します。
新規にデータベースファイルを作成します。
ネットワークドライブ(NAS(network-attached storage))にも作成できます。
既存のデータベースファイルを開きます。
国立国会図書館サーチを利用して図書を登録します。
新規に登録した図書は、自動的に作業机に配置されます。
国立国会図書館サーチで図書データが取得できない場合に手作業で入力します。
登録した図書情報を変更する場合、作業机に対象図書を移動する必要があります。
図書情報の変更は、作業机以外ではできません。
こうすることにより閲覧モードと編集モードを完全に分離してます。
作業机に配置した図書は、honArchive終了時にリセットされます。
修正する場合は、再度作業机に移動してください。
登録図書一覧を表示します。
表示リストは書名等でソートして表示できます。
登録図書を日本十進分類9に従って分類表示します。
分類項目を選択すると、その項目と下位項目に分類される図書リストが表示されます。
すぐに取出したい図書を本棚に並べて表示できます。
分類表に沿って登録図書数の棒グラフを表示します。
分類レベルを3段階まで設定できます。
レベル1=日本十進分類法における類目表 (第 1 次区分表)のレベル の分類項目
レベル2=日本十進分類法における綱目表 (第 2 次区分表)のレベル の分類項目
レベル3=日本十進分類法における要目表 (第 3 次区分表)のレベル の分類項目
登録図書を検索します。
登録時に保存した書誌情報から検索条件に一致した図書を表示します。
複数単語のANDあるいはORオペレーターで検索条件が指定できます。
ウインドウや登録図書の書誌情報を表示するフォントサイズ等を設定します。
設定変更は直ぐに表示画面に反映されるので、画面で確認しながら設定を変更できます。
honArchiveを使用する手順について説明します。
バージョン5から、プラットフォームをUWPからWPFに変更しました。
UWPでは、プログラムが自由にファイルを作成することが制限されているために、データベースファイルを任意のディレクトリに作成できませんでした。
WPFでは、任意のディレクトリにデータベースファイルを作成できます。
バージョン4.x.x.xからバージョン5にアップデートした場合
データベースファイルのパスが引き継がれないので、
メニュー[ファイル]>[既存データベースファイルを開く]でデータベースファイルを指定してください。
データベースファイルをバージョン4のディレクトリから別のディレクトリに移動することを推奨します。
最初にhonArchiveを起動すると、データベースファイルは”ドキュメント”フォルダに(ファイル名:honArchive.hondb)作成されます。
不測の事態に備えて、データは定期的にバックアップすることをお勧めします。
途中で、データベースをローカル環境からネットワーク環境(NASなど)に移す場合は、データベースファイルをネットワークドライブにコピーして、
メニュー[ファイル]>[既存データベースファイルを開く]でコピーしたデータベースファイルを指定します。
図書を国立国会図書館サーチを使用して検索登録します。
国立国会図書館サーチでカバーしていない場合は、手入力で登録します。
図書の登録方法
登録された図書は、一覧表示・分類表示等で表示できます。
図書の書影を登録できます。(⇒”表紙画像の登録方法”)